ARABIAの謎のタイル

5月初めのフィンランド買付で見つけた、ARABIAのタイルをwebに掲載しました。
1970年代、フィンランド・アラビア社のタイル
こちらは、ヘルシンキの一見アンティークを扱っていないような、
これまで素通りしてしまっていたショップに立ち寄って出会ったものです。

食器のようにロゴのスタンプは無いのですが、
100個ほどまとまって入った箱に、ARABIAのラベルが付いていたそうです。
アラビア社のタイル、1970年代のロゴが箱に付いていました。
箱の段ボール自体にもARABIAと入っていますね。


ロゴのフォントだけだとなかなか判断が難しいのですが、
店員さんと時代について談義。

「WÄRTSILÄ」(ヴァルツィラ、ARABIAなどを束ねていたグループ会社)
「MADE IN FINLAND」の文字があって1971-1975年に使われたロゴに見られるものに似ています。

ヴァルツィラグループは1940年代から1990年までARABIA社を保有していたので証拠とはなりませんが、
作風や雰囲気からいっても1970年代だろうという話になりました。


デザイナーなどの詳細も一切不明なのですが、
HLAかライヤ・ウオシッキネンではないかということで一致。

大きな花が開いた模様はHLAらしいですが、細かいドットがライヤ・ウオシッキネンらしさもあるし・・・
ぜひ知りたいところではありますが。
(無名のインハウスデザイナーということもありえますよね)

写実的な描写が多かったエステリ・トムラのタッチでは無いのかなと思います。


ちなみに、ラベルの他の単語も調べてみました。

「LAATTA」=タイル
「VÄRI」=カラー・・・その右に薄い鉛筆書きで「sini kukka」=青い花
「100 KPL」=100個入り

それから
「LAATU」=品質・・・Bとありますので、最上級ではないでしょう。
 
角が粗く削れていたり、プリントが薄くなっているものもあります。

それでも、頑張って50個くらいの中から比較的良い状態のものを16個買い付けてきました。


改めてタイルをまじまじと眺めて、やっぱり個人的にもとっても大好きなデザイン。
繊細な模様と濃いブルー、そしてそのにじみ具合。

作りに粗さがあるのは仕方のないところですが、
その裏返しとして、ものによって色の濃さが違うのも味わい深さの1つです。

トータルとして1970年代のアラビアらしさがふんだんに感じられる、かわいらしいタイル。

自宅用にしようか激しく悩み中です。
将来キッチンの壁に埋め込んだら素敵だろうな、とか・・・

表面は少し丸みを帯びて真ん中が膨らんでいるのでコースターとしては不向きですし、
そのままタイルとして使うか、
もしくは陶器・金属OKの協力接着剤で壁掛け用の金具を付けて壁に飾る、といったくらいでしょうか。

置いて眺めるだけでも良さそうな、おすすめのヴィンテージアイテムです。

その他画像はこちらの商品ページからご覧ください。
⇒ ARABIA/アラビア 1970年代のタイル


 

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